ロードバイク安かろう悪かろうじゃない、格安タイヤ3選を紹介!

流行り病、円安、戦争の影響により、昨今は原材料が高騰し、ロードバイク関連の製品も数年前と比較し大幅な値上がりとなっています。

ロードバイクのタイヤは値上がりの影響を受けやすいゴム製品、かつ消耗品ですからハイエンドタイヤの購入が厳しい人が多いと思います。

しかし、安いけど日常的な使用には問題ない、ユニクロやワークマン的なタイヤが存在しています。

1分1秒を争うレースやヒルクライムで1秒でも自己ベスト更新を狙っている方には向いていませんが、通勤や自分のペースでロードバイクを楽しんでいる人は検討する価値ありです!

不満があれば使用するのをやめればいいですし、元々の値段が安いのでお財布のダメージも少なくて済みます。

この記事ではただ安いだけではなく、性能を数値で担保した格安クリンチャータイヤ3選を紹介します。

ロードバイクのランニングコストを少しでも節約したいひとは是非参考にして下さい。

格安タイヤでも問題なし

安いタイヤはクリンチャーが多いので、紹介するタイヤもクリンチャーとなります。

クリンチャーは安いうえに、運用がチューブレスやチューブラーより簡単なのでおススメです。

性能も一般サイクリストが使用するにはクリンチャーで十分です。

個人レビューではプラシーボ効果や古いタイヤから新しいタイヤへの交換等で客観的な性能の評価は難しいと考えます。タイヤの違いが判断できるプロのレビューでも宣伝広告・提供等の理由で悪いレビューは付けにくいと思われます。この記事では下記サイト(装置等を使用して数値化)で「転がり抵抗」「重量」「耐パンク性能」「発売日」等を確認し、普段使いからレースまで向いてると判断した最高峰クリンチャータイヤを紹介します。

https://www.bicyclerollingresistance.com/road-bike-reviews

1位 Continental_ULTRA SPORT 3

1位はContinentalULTRA SPORT 3です。

格安だけど性能にも十分満足できるタイヤ1位はContinentalULTRA SPORT 3ですね!

性能にそこまで妥協したくないけどなるべく安いタイヤを求めている人は、このタイヤを選んでおけば間違いないです。

700×25Cで重量265g、転がり抵抗もクリンチャーでは下記記事で紹介したピレリの「P ZERO ROAD」とほとんど同じで、ウェットグリップ・パンク耐性は「ULTRA SPORT 3」の方が上です。差があるのは重量で「P ZERO ROAD」は26Cで235gなので約30gの差です。

価格は定価で「ULTRA SPORT 3」が¥3,630で、「P ZERO ROAD」は¥9,400です。

価格が圧倒的に安いので30gの重量増が許容できるなら「ULTRA SPORT 3」でいいですね!

以下メーカー説明文

高い品質を手軽に体感出来るエントリーモデル

コンチネンタルの高品質を手軽に体感出来るエントリータイヤ”ウルトラスポーツ”がモデルチェンジ。トレッドデザインを一新し、新たに開発された”ピュアグリップコンパウンド”を採用。

優れたグリップ力だけでなく、耐久性が高く、長持ちするというコンチネンタルタイヤならではの特徴を備えて生まれ変わりました。

特徴

  • 新開発”ピュアグリップコンパウンド”
  • 都会をイメージした、モダンでシャープなデザイン
  • アシスト制限速度 時速25km/h 以下のE-Bike用タイヤとして使用出来る耐久性を備えたタイヤに表記されるアイコン「E25」を付加
サイズETRTO重量(g)推奨空気圧(PSI)TPIカラー
700×23C23-622245110-1203/180ブラック
700×25C25-62226595-1203/180ブラック
700×28C28-62229580-1163/180ブラック

「ULTRA SPORT 3」は安かろう悪かろうをいい意味で裏切ってくれる、文句なしの選択ではないでしょうか。

Continentalさん、ありがとうございます!

2位 VITTORIA_ZAFFIRO PRO

2位はVITTORIA(ヴィットリア)のZAFFIRO PROです。

「ZAFFIRO PRO」はトレーニング用として人気のタイヤです。

700×25Cで重量310gと少し重いですが、転がり抵抗もは同じVITTORIAの「RUBINO PRO」とほぼ同じで、ウェットグリップは少し劣りますが、耐パンク性能は上です。

「RUBINO PRO」の重量は25Cで250gですから、「ZAFFIRO PRO」のほうが60g程度思いですね。

価格は定価で「ZAFFIRO PRO」が¥3,630で、「RUBINO PRO」は¥5,995です。

「ZAFFIRO PRO」も重量さえ目をつぶれば格安でお得なタイヤです!

以下メーカー説明文

トレーニング用として幅広いサイクリストから支持を得てきたザフィーロ(ザフィーロ・プロ)。センター部にフラッグリップモデルの「コルサ」からインスパイアされた縦溝のスリックパターンを採用し、直線での低い転がり抵抗を実現しています。

また、ヴィットリアが誇る『グラフェン2.0』コンパウンドを使用し、高いグリップ性能と低い転がり抵抗を両立。

トレーニングからエンデュランス系まで、幅広く使用可能です。※新ETRTO規格準拠品です。

SizeConstructionMaterialCompoundColorWeight [g]税込価格
23-622 / 700x23cFoldNylon 26 TPI1C Graphene2.0All Black300¥3,630
25-622 / 700x25cFoldNylon 26 TPI1C Graphene2.0All Black310¥3,630
28-622 / 700x28cFoldNylon 26TPI1C Graphene2.0All Black340¥3,630
30-622 / 700x30cFoldNylon 26TPI1C Graphene2.0All Black385¥3,630
32-622 / 700x32cFoldNylon 26TPI1C Graphene2.0All Black395¥3,630

3位 SCHWALBE_ルガノ2

3位はSCHWALBEのルガノ2です。

ルガノ2も安くていいタイヤに間違いありませんが、正直1位、2位と比べると見劣りしてしまいます。

SCHWALBEの乗り味がすごく好きで、SCHWALBE以外のタイヤは好みではない人以外は1位、2位のタイヤをおススメします。

値段も少し高く、定価で¥4,730です。

定価¥2,860円のルガノ2もありますが、そちらはワイヤービードですので間違わないようにして下さい。

おすすめしているのは定価¥4,730のケブラービードです。

ルガノ2の唯一の利点は青と赤のストライプが入っているカラーモデルを選択できることです。

カラーが選択できること以外は1位、2位のタイヤが値段、性能とも優れています。

以下メーカー説明文

耐パンクベルトのKガードとシリカコンパウンドにより、バランスのとれた性能とコストパフォーマンスに優れたモデル。

クラシックスキンやカラーモデルも豊富でトレーニングやエントリー用にオススメです。

まとめ

以上、おすすめ格安クリンチャータイヤ3選でした。

格安タイヤが欲しい、でも性能をあまり妥協したくない人は1位のContinental_ULTRA SPORT 3をおすすめします。

⇒間違いないです

乗り心地に定評のあるVITTORIAで格安タイヤが欲しい人は2位のZAFFIRO PROがいいでしょう。

カラータイヤで特に赤、青が欲しい人は3位のSCHWALBE_ルガノ2を選んでください。

おすすめしたタイヤは格安でも性能が高く、決してただの安物タイヤではないので安心してください。

「安いけどいいタイヤ履いてるね」っていう評価になるタイヤなので、履いていても恥ずかしくありません。

お財布に優しいタイヤを履いて、楽しく走りましょう!

ミドルグレードやハイエンドタイヤも気になるという人は下記の記事を参考にしてみて下さい。

チューブを探している人は下記記事を参考にして下さい。