ロードバイク用「最高性能」のハイエンドクリンチャータイヤ3選を紹介

ロードバイクは舗装路を速く走る為に、長年の歳月をかけて完成された自転車です。

その性能をフル活用するにはタイヤの性能が非常に重要です。

最高性能のタイヤに交換すると、一般人の私達でも明らかに走りが変わることを感じられます。

是非、一度はハイエンドタイヤに交換して走りの違いに感動してはどうでしょうか?

この記事ではレースだけではなくて普段使いにもOKなハイエンドクリンチャータイヤ3選を紹介します。

ハイエンドタイヤに興味はあるけど、どのタイヤがいいか悩んでいる人は紹介するタイヤを検討して下さい。

最高性能のタイヤを入手し、より速く、より遠くまで走り、セグメントの自己更新を狙いましょう!

一般サイクリストはクリンチャーがおすすめ!

ロードバイクのタイヤにはチューブレス、クリンチャー、チューブラーの3種類がありますが、

一般サイクリストはクリンチャーをおすすめします。

僕は購入したロードバイクがチューブレスレディだったので、チューブレスのメリットを知ってますが、知ったうえでもクリンチャーがいいと考えてます。

チューブレスは基本的にシーラントと呼ばれる液体をチューブの代わりに入れる必要があり、シーラントが気密保持の役目とパンクした際に穴を塞ぐ効果があります。

しかし、シーラントは入れっぱなしでOKではなく、定期的(数カ月に一度)に補充する必要があります。

また、パンクを必ず防ぐことはできず、大きな穴やサイドカットには対応できません。

その時はチューブを入れて復帰するしかないのですが、シーラントの保持力でタイヤが外しにくく、シーラントを取り除いてからチューブを入れるのでかなり手間です。

チューブラーはパンクすればタイヤ交換しか方法がなく完全レース向きのタイヤなので、レースや普段のライドを同じタイヤで走りたい一般サイクリストには不向きです。

よって一般サイクリストにはチューブ交換だけでパンク対応でき、運用が手軽なクリンチャーがおすすめです。

個人レビューではプラシーボ効果や古いタイヤから新しいタイヤへの交換等で客観的な性能の評価は難しいと考えます。タイヤの違いが判断できるプロのレビューでも宣伝広告・提供等の理由で悪いレビューは付けにくいと思われます。この記事では下記サイト(装置等を使用して数値化)で「転がり抵抗」「重量」「耐パンク性能」「発売日」等を確認し、普段使いからレースまで向いてると判断した最高峰クリンチャータイヤを紹介します。

https://www.bicyclerollingresistance.com/road-bike-reviews

1位 Continental_Grand Prix 5000

1位はContinentalGrand Prix 5000です。

最高峰クリンチャータイヤはContinentalのGrand Prix 5000ですね。

とりあえず最高性能のクリンチャーを試したいひとはこのタイヤを選んでおけば間違いないです。

700×25Cで重量225g、転がり抵抗もクリンチャーではNo.1の性能です。

耐パンクスコアも49と申し分ない数値です。

シュワルベワンを使用する前までGP5000を使っていましたが、性能に関しては満足していました。

ただ、ひび割れするまでの期間が短く、性能の美味しい期間が短いように感じました。

あと値段がかなり高いので、コスパ重視の自分には財布的に厳しかったです。

多く走れば性能のいい状態で摩耗による寿命を迎えることができるので、距離走るひとには最適だと思います。

以下メーカー説明文

“GP4000″の発売から10 年以上の時を経て、さらなる性能向上を果たし満を持してのフルモデルチェンジ。『GRAND PRIX 5000』用にアップデートされた「ブラックチリコンパウンド」だけでなく、「レーザーグリップ」「アクティブコンフォート」「ベクトランブレーカーを採用。GP4000SⅡと比較し、転がり抵抗12%向上、耐パンク性能20%向上、5gの軽量化(同サイズ比)を実現し、全方位に進化したクリンチャーレーシングタイヤのベンチマーク。

特徴

  • ブラックチリコンパウンド
  • レーザーグリップ
  • アクティブコンフォートテクノロジー
  • ベクトランブレーカー内蔵
  • ドイツ製

最高性能を味わうならGrand Prix 5000が1番のおススメです。

2位 Michelin_Power Cup

2位はMichelinPower Cupです。

Power Cupは2022年に発売された比較的新しい製品です。

700×25Cで重量215g、転がり抵抗もクリンチャーではNo.3の性能です。

耐パンクスコアも50とGP5000より上です。

また、重量もGP5000より10g軽いのでヒルクラムレースで少しでも軽量化を目指しているひとには最適です。

地元のヒルクライムのほとんどの区間(ストラバ)で上位に入っている知人がいるのですが、その人はPower Cup愛用者で、富士ヒル(’22)にもPower Cupで参戦していました。

耐久性もありウェットグリップがクリンチャーでNo.1ですので、雨や雨上がりの走行の可能性がある通勤等の普段使いにも向いています。

山道を走っていると路面が数日前の雨の影響で濡れている場面が多々あります。軽量性もさることながらウェットグリップが高いということは、ダウンヒル時でも安心なので山道を良く走る人には最適ではないでしょうか。

詳細については下記代理店(日直商会)のリンクを参考にして下さい。

3位 Wolfpack_Race

3位はWolfpackのRaceです。

ウルフパックというメーカーはあまり聞きなれない人がほとんどではないでしょうか?

実は知る人ぞ知る、素晴らしいタイヤメーカーです。

ウルフパックはドイツの新興タイヤメーカーです。コンチネンタル(ブラックチリコンパウンド)やシュワルベ(addix)、スペシャライズド(Gripton)等の自転車タイヤのコンパウンド開発を手がけたヴォルフガング・アーレンツ氏が創業したブランドです。

ウルフパックはツールドフランスにも出場しているアスタナというチームに供給されており、世界最高峰レースでも使用されている信頼性が高いタイヤです。

転がり抵抗、耐パンク性能、グリップ等全ての面で高次元でバランスが取られていますが、GP5000やPower Cupに比べ数値的には少し劣る感じです。

しかし、価格が素晴らしいです。これだけの性能を持ちながら価格がかなり低く抑えられています。

正直、ここまでの高性能ならGP5000やPower Cupとの違いは素人には体感できないのではと思われます。

手を出しやすい最高峰のタイヤなので是非検討してみて下さい。

まとめ

以上、おすすめハイエンドクリンチャータイヤ3選でした。

様々なメーカーがハイエンドクリンチャータイヤを販売しているので迷いますよね。

最高性能を堪能したい、距離を多く走る人は1位のGP5000をおすすめします。

⇒間違いないです

最高性能で、より軽量・グリップ力(ウェット含む)を重視したい人には2位のPower Cupをおすすめします。

ハイエンドをなるべくお手軽に試したい人は3位のWolfpack_Raceがおすすめです。

ミドルグレード以下のタイヤからハイエンドタイヤに交換すると走りが全く違うものに変わるので、ぜひ試してみてください。

プロが最高峰のレースで使用しているタイヤなので、満足感も最高峰です。

最高峰のタイヤを履いて楽しいロードバイクライフを送りましょう。

最高性能のタイヤは価格が高すぎるという人は、普段使いおすすめタイヤを紹介している下記の記事を参考にしてみて下さい。

安いタイヤが欲しい人は下記記事を参考にして下さい。

チューブを探している人は下記記事を参考にして下さい。