ロードバイクにライトは必需品です。
なぜなら夜間はもちろん、トンネルや薄暗い道、木々が多い山道などは安全性を確保しないと危険だからです。
安全性とは路面を照らすだけなく、周りに(車、自転車、人)に自分の存在を気づいてもらい、偶発的な事故を防ぐ意味合いもあります。
僕は昼間でも山深い道でヒルクライムをする際はフロントライトを点滅しています。
かなりマイナーな地元の人もほとんど走らない山道で対向車とすれ違ったことがありますが、
フロントライトを点滅していたので、すれ違うかなり手前でこちらの存在に気付いてもらえ、安全に走行することができました。
暗い時間帯は基本走らないという人も、パンクやメカトラで夕方や夜になる可能性もあります。
僕は昼間でトンネル・山道のないルートでもフロントライトを装備して走っています。
ロードバイクを安全に楽しむためにもフロントライトは準備しておきましょう!
おすすめフロントライト3選
フロントライトは様々なメーカーが色々なモデルを販売していますが、これから紹介する製品から選べば間違いないです。
性能、価格でコスパのいい製品なので、ぜひ検討してみて下さい。
ロードバイクにおすすめなのはUSB充電式モデルです。
乾電池式はランニングコストが高くライト自体が大きくなるので高速走行するロードバイクには向いていません。また大きいので見た目もいいとは言えません
ソーラータイプもありますが、晴れの日しか充電できず、屋内保管が基本のロードバイクには向いていないと思います。
ライトだけ晴れの日に外に置くこともできますが、面倒ですよね。
USB充電式は簡単に安く充電でき、性能的にも乾電池式より遥かに明るくておススメです。
1位 CATEYE/VOLT800

1位はCATEYE/VOLT800です。
CATEYEは安心安全の日本(大阪)のメーカーです。
迷っても迷わなくてもVOLT800がおススメです。
ロードバイク購入時(6年前)からVOLT800を使用していますが、不満がないです。
VOLT800は光量がハイビーム:800lm(2時間)、ミドルビーム:400lm(3.5時間)、ロービーム:200lm(8時間)の性能があり、普段使いなら十分な性能です。
夜間の市街地は基本的にロービームを使用し、街灯のない道はミドルビームで走ってます。
ハイビームは速度の出る下りで使用してます。
下記画像は左がミドル、右がローの明るさ比較画像(メーカーサイトより)

また、昼間の薄暗い山道で使用したい点滅モードもあり、こちらは100時間持つので十分です。
使用中にバッテリーが減ってくると、上部のスイッチ部分が赤く光るって知らせてくれるので便利です。

IPX4ですが、夕立・天気予報が外れて大雨の中を走ることも何度もありましたが、故障していません。
水没させるような状態にならない限り大丈夫ですね。
繰り返し充放電回数が300回となっていますが、300回しか充電できない意味ではないのでご安心を。
6年間通勤・週末ライドで使用しているので300回以上は軽く超えて充電してますが、余裕で使えてます。
もし、バッテリーの性能が落ちてきてすぐに充電が切れるようになっても問題ないです。
なぜなら、VOLT800は「カートリッジバッテリー」を採用しているので、バッテリーだけ新品と入れ替えできるんです!

充電済みの予備バッテリー準備しておけばブルべ等の超長距離ライドでも安心して使用できます。
通勤通学で使用したいけど頻繁に充電するのは面倒という方は、使用中バッテリーが切れたら予備バッテリーに交換⇒帰宅後、充電切れバッテリーのみ充電する方法にすれば充電頻度は最低限で済むことができます。
僕はバッテリーが弱ってきた実感がまだないですが、弱ってきたら「カートリッジバッテリー」を購入し、まだまだ継続して使用する予定です。
光源は長寿命のLEDなので、現在6年間使用中ですが新品同然の状態になります(笑)⇒コスパ良すぎ
LEDが切れるまで使う野望に燃えています。
VOLT800は1万円少々しますが、バッテリーは3000円程度で購入できるので安いですね。
また、ロードバイクでの使用方法と異なりますが、僕はVOLT800を懐中電灯代わりに使用してます。
自転車本体からワンタッチで簡単に外せることができ、大きさが手で握るのにちょうどいいんです。

明るさも十分なので、実はキャンプでよく使ってます(笑)
この前も4歳の娘が夜7時頃にぐずったので、「夜の散歩に行こう!」と言ってVOLT800を持たせ、近所を10分ほど散歩しました。娘は色々なところをニコニコしながら照らし、機嫌が一発で治りました。⇒ありがとうVOLT800!
自転車に限らず、こういう使い方もできるので一家に一台VOLT800を置いてみてはどうでしょうか。
災害で停電になっても安心ですね。
以下メーカー説明文
光量・バッテリー容量がもっと欲しい場合はVOLT1700がありますが、サイズが結構大きくて、夜間に大光量で長時間走る人以外にはおススメしません。値段もかなり高額です(VOLT800の約2倍)
1700lmレベルの明るさがどうしても必要な方はVOLT1700をおススメします。
1700lmの光量は不要だけどバッテリー容量が魅力的な場合は「VOLT800+予備バッテリー」が予算も少なくて済むし、持続時間もローの200lmで比較した場合、1700lm単体より「VOLT800+予備バッテリー」が1時間長いです。
ロー200lmの持続時間⇒VOLT1700:15時間、VOLT800+予備バッテリー:16時間(8時間×2)

また光量・バッテリー容量が少なく、値段の安いVOLT400もありますが、ミドル100ルーメン、ロー50ルーメンというのが中途半端(暗い)です。
VOLT400⇒VOLT800に買い替えたロードバイク仲間が3人いました。
VOLT800が性能・価格のバランスが取れているので一番のおススメです。
2位 Olight/RN1500

2位はOlight(オーライト)のRN1500です。
Olightは2007年に設立された中国のメーカーです。
フラッシュライト、ヘッドライト、タクティカルライト、アウトドアライト、充電式ライトなどの照明用品を販売している会社ですね。
中国系メーカーですが、高品質なライトを作っているので口コミ等を確認してもコスパが良く、品質も高い等高評価が多いです。
自転車用ライトも製造しており、RN1500はMAX1500ルーメンとなっており、バッテリーも5000mAhある為、日常で使用するには十分なスペックとなっています。
防水レベルもIPX7なので大雨の中、走っても安心です。
市街地では十分な300ルーメンの光量で12時間30分も使用することが可能です。
点滅モードもあるので昼間でもデイライトとして使用できます。
ガーミンマウントと共通なのでレックマウント等を使用している人にはありがたいですね。
スペックの割にかなり安いのでコスパ重視の人のはおススメです。
公式HPでは新規登録者特典やセールもよく実施しているので確認してみて下さい。(Amazonや楽天よりも公式HPのほうが安く買える可能性あります)
以下メーカー紹介文
- 最大出力が1500ルーメンまで達し、照射距離が最大で約164メートル。
- USB充電式で、便利に充電できる。緊急予備電源として使用可能。
- 重さが172gで、5000mAh 3.6Vの21700充電式電池(内蔵)を搭載し、長時間点灯が可能。
- IPX7防水レベル&2年保証。
- 通勤、野外、ロードサイクリング、MTBライディングなどに適用されている。
- 商品詳細
商品仕様
最大照射距離(ft) :538
最大照射距離(m) :164
最大明るさ :1500
充電方法 :USB-C充電ケーブル
バッテリー :5000mAh 3.6Vの21700充電式電池(内蔵)
最大照射距離(ft) :538
操作方法 :サイドスイッチ
シリーズ :バイクライト
防水 :IPX7
重量(g / oz) :172 / 6.06
長さ (mm / in) :107 / 4.21
ヘッド直径 (mm / in) :31.0 / 1.22
ボディー直径 (mm / in) :31.0 / 1.22
Led :Luminus SST-40
商品内容
パッケージの内容 RN 1500(電池込み)×1
ハンドルバーマウント×1
GOPROマウント×1
シリコンストラップx3
USB-Cケーブル×1
3mm六角x1
ユーザーマニュアル×1
モード
モード 1(lumens) :1500
ランタイム :1h40mins
モード 2 (lumens) :750
ランタイム :4h
モード 3 (lumens) :300
ランタイム :12h30mins
ストロボ1(lumens) :0-750
ランタイム :11h30mins
ストロボ2(lumens) :0-750
ランタイム :10h
公式HPでは新規登録者特典やセールもよく実施しているので確認してみて下さい。(Amazonや楽天よりも公式HPのほうが安く買える可能性あります)
3位 GENTOS/XB-800

3位はGENTOS (ジェントス)のXB-800です。
GENTOS (ジェントス)は日本を代表するLED製品製造メーカーで、懐中電灯、ヘッドライト、ランタン、デスクライト等を作っています。
過酷な環境で使用される作業用ライトを製造しているので、信頼性がものすごく高いです。
LEDも日亜化学製のLEDを採用している製品が多いようです。
アルミボディ採用で耐塵・防滴(IP64準拠)&1m落下の耐久性能、光量は800lm:3時間、300lm:6時間、120lm:16時間、点滅:20時間となっています。
光量・時間のバランスが取れていて日常使いには何の問題もない性能です。
明るさについてはメーカーさんが作成してくれている動画を参照してください。
個人的には山道で良く使用する「点滅」が20時間しか持たないのが少し残念です。
素晴らしいのはバッテリーのリチウムイオン充電池(3000円程度)を乾電池のように交換できることです。

VOLT800同様、バッテリー切れの際に予備を持っていればすぐに交換できるので安心です。
バッテリーが劣化しても新しいリチウムイオン充電池に交換すれば新品同様に復活できます。
懐中電灯の形状なので、ブラケットから外せば懐中電灯として使用可能です。
以下メーカー説明文
- 使用光源:高輝度チップタイプ白色LED×1個
- 明るさ(約):800ルーメン(Highモード)
- 使用電池:専用リチウムイオン充電池 3.7V 2,800mAh
- 充電時間(約):4時間
- 電池寿命:充放電 約500回
- 点灯時間(約):3時間(Highモード)/ 6時間(Normalモード)/ 16時間(Ecoモード)/ 20時間(点滅)
- 照射距離(約):95m(最大時)
- 保護等級:耐塵・防滴仕様(IP64準拠)
- 落下耐久:1m落下耐久
- 本体サイズ(約):φ35.5×128.0mm
- 本体質量(約):155g(電池含む)
- 対応ハンドル径:φ22~42mm
- 付属品:Micro USBケーブル、パワーブラケット、専用充電池
- JANコード:4950654 038521
- オプションパーツ(別売):専用充電池(型番:GA-08、JAN:4950654 037005)
- 【プレミアムタイプ】(時速25km以上) 暗い道の走行、夜間のアピールに! ? GENTOS流 バイクライトの選び方へ
- USB充電式
- オーバルビーム:楕円形の照射面でワイドな照射が可能。
- インスタントオフスイッチ:Highモード、Normalモード、Ecoモードを点灯してから数秒後にスイッチを押すことで、すぐに消灯することができる。
- スイッチロック機能:誤点灯防止のため、消灯時にスイッチを長押しするとスイッチが作動しなくなる機能。
- チャージングインジケーター:充電中の充電状態をお知らせ。
- バッテリーインジケーター:電池容量低下による充電必要時に赤色点灯でお知らせ。
光量・持続時間がVOLT800とほぼ同じで、価格がVOLT800より安く、防塵・防水性能がVOLT800より高く、バッテリー交換も同じ3000円程度で可能なので、XB-800はかなりおススメです。
まとめ
以上、おすすめフロントライト3選でした。
様々なメーカーが色々なモデルを販売しているので迷いますよね。
迷ったら1位のCATEYE/VOLT800か2位のOlight/RN1500を選んでください。
特にコスパ重視の人はOlight/RN1500がおススメですね。
人と被りたくないという人は3位のGENTOS/XB-800がいいでしょう。
VOLT800、XB-800はバッテリーが劣化しても、新品バッテリーに交換できるので故障するまで長期間使用可能です。
リアライトのおすすめ下記の記事を参照してください。
■約800ルーメンの小型・軽量、ハイパワー充電ライト
■カートリッジ式バッテリーの採用により、充電式ライトの弱点を克服、フィールドでも簡単・安全に交換可能
■オプティーキューブテクノロジーの丸型配光の為、上側・下側取付が可能
■大容量のリチウムイオン充電池(3100mAh)
■充電タイミングが分かるバッテリーインジケータ・充電インジケータ搭載
■本体に急速充電回路内蔵 充電時間;1A以上の入力で約5h/0.5A入力で約11h
■手軽なUSB充電(Micro-USBケーブル付属)
■LEDユニットは放熱に優れハードな使用に耐えるアルミパーツを採用
■ハイ・ミドル・ロー・ハイパーコンスタント・点滅の5モード
■ダブルクリックでハイモードへ切替どのモードにいても素早く一番明るいモードへ切り替えが可能シングルクリックで元のモードに戻ります
■モードメモリ機能により消灯時のモードで点灯開始
■手早く確実に固定できるフレックスタイトブラケット付属
■ヘルメットブラケット(オプション)対応
■バッテリーはVOL700/VOLT400/VOLT300/VOLT50とも互換性あり