ロードバイクに乗る場合は安全性を考慮し、リアライトを取り付けておきましょう。
ロードバイクは基本的に自動車と同じ公道を走行するので、夜間は必ずリアライトを点灯させましょう。
車を運転している方は良く分かると思いますが、無点灯の自転車は非常に認識しづらく危険ですよね。
ロードバイクは車と比較すると小さいので明るいリアライトを装備して、周りに自分の存在をアピールする事が安全に繋がります。
また、昼間でもトンネルや木々で薄暗い道を走行する際にリアライトは必要です。
ロードバイクを安全に楽しむためにもリアライトは必ず準備しておきましょう!
おすすめリアライト3選
リアライトは様々なメーカーが色々なモデルを販売していますが、これから紹介する製品から選べば間違いないです。
ロードバイクにおすすめなのはUSB充電式モデルです。
値段は乾電池式より高くなりますが、電池を購入する費用が不要なので、ランニングコストは低く抑えられます。
また乾電池式はライト自体が大きくなるので高速走行するロードバイクには向いていません。サイズも大きいので見た目もいいとは言えません
USB充電式は簡単に安く充電でき、乾電池式より遥かに明るくておススメです。
1位 CATEYE/RAPID micro AUTO
1位はCATEYE/RAPID micro AUTOです。
CATEYEは安心安全の日本(大阪)のメーカーです。
ロードバイク購入時(6年前)からCATEYEのリアライトを使用していますが、故障もなく快適に使用できています。
僕が使用しているのはラピッドX3というモデルですが、おすすめはこのモデルではなく、RAPID micro AUTOです。
なぜなら振動センサーと明るさセンサーを搭載しているので、「暗くなる+振動あり」の条件でオートで点灯してくれます。
ロードバイク走行中にリアライトを手動で点灯する場合は停止する必要があり、地味に手間で面倒です。
僕はシートポストにリアライトを付けてるのですが、走行中に手を後ろに回すと点灯させる事ができます。しかし、慣れないとバランスを崩す可能性があり、危険です。
シートステーに取り付けている場合は手が届かないので降りる必要があります。
点灯しているか確認する必要もあり、走行中に後ろを向く動作は前方不注意となり危険です。
結局停止して、点灯・確認するのが安全です。
交通量が少なく短いトンネルだから点灯しなくても大丈夫だろうとそのまま走行したことがありますが、そんな時に限って後ろから大型トラックが走ってきてヒヤヒヤした経験があります。
その経験から短いトンネルでも点灯するようになりましたが、いちいち降りて点灯するのは手間なのでオートモードは便利です。
また、RAPID micro AUTOは明るくなったり、停止後(振動がなくなってから)約50秒で消灯するので消し忘れも防止できます。
消灯まで50秒もある為、夜間に信号で停止しても青に変わるまでじゅうぶんに点灯し続けることができ、周囲にアピールできるので安全です。
RAPID micro AUTOは15ルーメンの光量があり、点灯:約6時間、オルタネイト:約24時間、ラピッド:約35時間も持つ為、ブルべ等で暗い時間を長時間走らない限りじゅうぶんです。
耐久性に関して、RAPID micro AUTOではありませんが同じキャットアイのラピッドX3を6年間通勤・週末ライドで使用していますが特に不具合無いため、心配ありません。
以下メーカー説明文
リアライトの購入を検討している方はキャットアイのRAPID micro AUTOが一番のおススメです。
僕は現在使用しているラピッドX3が故障するかバッテリーが弱くなったら、RAPID micro AUTOを購入します。
減速時に点灯するRAPID X2 KINETICもありますが、車のブレーキランプのように世間に広く認知されていれば効果は高いですが、個人的には現状はまだ不要な機能だと感じてます。
2位 MOON/ARCTURUS AUTO PRO
2位はMOONのARCTURUS AUTO PROです。
こちらも1位同様に照度センサーを備えている為、暗くなるとオートで点灯します。
これから新規でリアライトを購入する場合はオート機能付きの製品を強くおすすめします。
走行中に一度停止してリアライトを点灯する動作は、走りを楽しむロードバイクには煩わしいです。ロードバイクは趣味として乗っている方がほとんどだと思うので、是非スマートに楽しんでほしいです。
MOONというメーカーは聞き慣れない方が多いと思いますが、サイクルベースアサヒさんが輸入代理店となってますので安心ですね。
メーカーサイトの販売店を確認すると全国のスポーツ自転車ショップで取り扱っているようです。現物を確認して購入したい場合は下記リンク先から最寄りのショップを検索して頂ければと思います。
https://asahi-wsd.jp/dealers.html#tab-moon-shop
ARCTURUS AUTOにはPROではない少し安いモデルがありますが、バッテリー容量が650mAh⇒300mAh(半分以下)になるのに定価で800円程度しか安くならないのでPROモデルをおすすめします。
購入時は間違えないようにPROとついている製品を購入して下さい!
以下メーカー説明文
照度センサーを備えた高輝度ライト。オートモード使用で明るさに応じて自動で点灯・消灯。トンネル通過時の電源操作が不要となるほか、日没近い時間帯もスイッチ操作がいらずストレスフリー。エアロポストにも対応するユニバーサルブラケットが付属します。また、別売りのリモートスイッチを使用すれば手元での操作も可能に。
- LED:30チップCOB 高輝度赤色LED
- 電源:650mAhリチウムポリマーバッテリー(※一体型)
- 防水性能:IPX4
- バッテリーインジケータ搭載
- CNCアルミヒートシンク搭載
- モードメモリー(※再起動時に終了時のモードで起動)
- 明るさ感知機能(※明るさを感知して自動で電源をON/OFF)
- オートセーフモード(※バッテリー残量低下時に光量を落とし照射時間を確保)
- 使用時間:
- 4時間45分(点灯15ルーメン)
- 2時間45分(点灯25ルーメン)
- 1時間30分(点灯50ルーメン)
- 25時間(フラッシュ15ルーメン)
- 7時間30分(フラッシュ50ルーメン)
- 11時間(フラッシュ50ルーメン)
- 24時間(デイフラッシュ100ルーメン)
- 取付位置:シートポスト、フレーム
- ブラケット対応径::Φ20~35mm、Φ35~52mm エアロバー対応
- サイズ:57.5 x 28.5 x 18mm
- 重量:36g
- 充電時間:2時間
- 付属品:RB-22 ユニバーサルブラケット、ラバーバンド2個(RS-G:Φ20~35mm、RS-H:Φ35~52mm )、BK-21 ベルトクリップ、RB-21 サドルレールブラケット、USB-WP 防水MicroUSB ケーブル
- オプションパーツ(※別売り):RB-19 リアラックマウントブラケット(ご注文コード:64336000)、RB-23 ヘルメットマウント(ご注文コード:64355000)、RB-27 GoProマウントアダプター(ご注文コード:71622000)、USB-RM-1200リモートスイッチ(ご注文コード:64354000)
3位 LEZYNE/ZECTO MAX DRIVE REAR
3位はLEZYNE(レザイン)のZECTO MAX DRIVE REARです。
LEZYNEはアメリカの自転車総合メーカーです。
サドルバック、サイコン、空気入れ、ライト類などを販売している会社ですね。
バッテリーを二つ搭載することで5ルーメンの点灯が24時間、10ルーメンの点滅が24時間可能になったようです。
2倍の容量のバッテリーを搭載せずに2個にした理由を知りたかったのですが、ググっても分かりませんでした。
技術的な問題かコストの問題で2個搭載するのが最適解と判断されたのでしょう。
メリットとしては点灯モードで24時間確保できる点です。
しかし、5ルーメンなので光量的に許容できるかどうかですね。
点滅モードもMAX24時間ですが、RAPID micro AUTOは35時間、ARCTURUS AUTO PROは25時間なので優位性はないです。
また、オートライト機能がないので手動で点灯・消灯させる必要があります。
⇒ 一番のデメリットですね…
重量も69gと少し重めです。重いぶん頑丈とも言えますが。
RAPID micro AUTO、ARCTURUS AUTO PROとも形状が長方形で、ZECTO MAX DRIVE REARは丸い形です。
長方形のデザインがどうしてもイヤな場合はZECTO MAX DRIVE REARがおススメです。
以下メーカー説明文
2つのバッテリーを搭載し、光量アップとロングライフを実現したリア専用コンパクトUSB充電LEDライト
人気のZECTO DRIVEリアライトシリーズの最新モデル。
バッテリーを2つ搭載することで、大幅に点灯時間を延長しました。(エコノミーモード24時間の点灯が可能)
さらに250LUMENと125LUMENのデイタイムフラッシュモードを新たに用意。
日中に点滅させることで、後方からの視認性を上げ、安全性を向上させます。
取付けは、シリコンバンドで行い、ワンタッチで脱着可能。取り外してもマウントが残りません。
付属のUSBケーブルを使用してPCやコンセントから充電が可能です。
- 最大光量: 250ルーメン(デイタイムフラッシュモード)、点灯35ルーメン
最大照射時間: 点灯24時間(エコノミーモード=5ルーメン)、
点滅24時間(フラッシュ2モード=10ルーメン)
- 本体重量: 69g(マウントストラップ除く)
- 充電時間: 約2.5時間
- 充電用USBケーブル付属
- クリップオンシステム: 裏面に便利なクリップ式のフックを搭載
まとめ
以上、おすすめリアライト3選でした。
様々なメーカーが色々なモデルを販売しているので迷いますよね。
特にこだわりがなければ1位のCATEYE/RAPID micro AUTOを選んでください。
CATEYE率が高くて人と被るのが面白くない方は、2位のMOON/ARCTURUS AUTO PROを選んでください。
「細長い形状がイヤ」とういう方は3位のLEZYNE/ZECTO MAX DRIVE REARがいいでしょう。
中華製ライトもコスト的には大きなメリットがありますが、命に関わるリアライトは信頼性の高いメーカー製品の購入をおススメします。
リアライトはすぐ壊れるものでもないし、タイヤ等の消耗品でもないので数年は使用することになるアイテムです。
高性能な製品を選択して、安心安全なロードバイクライフを送りましょう。
フロントライトのおすすは下記の記事を参照してください。
*1 電池残量が少なくなるとスイッチが点滅し、点灯パターンが自動で点滅に切り替わり、その後約1時間使用可能