冬ライドでとくに辛いのは手足の冷えですよね。走って体は暖まっても、手足はなかなか暖らず代謝の悪い人は冷えたままということもあるのではないでしょうか?
足はシューズカバーをすれば風も防げて暖かくなり快適ですが、カバーをすると蒸れるので発汗+蒸れによる足の水分の対策が重要になります。
この記事では冬ライドにおすすめなソックスを紹介します。いいものを選べば、ロードバイク、日常使い、登山、キャンプ等の様々な場面で使用できます。
快適なソックスを準備して、ロードバイクの冬支度をしましょう。
素材はメリノウールが最適
ソックスの素材は綿・化繊・ウール等と色々あります。綿は汗を吸収しますが発散しにくく、一度濡れると冷たいままになるので発汗量の多いロードバイクには向いていません。
選択肢としては化繊かウールとなりますが、メイン素材としてはウールが間違いなくおすすめです。特にウールの中でも「メリノウール」がおすすめです。「メリノウール」はメリノ種と呼ばれる羊の毛で、主な産地はオーストラリア・ニュージランド・フランスとなっています。
ロードバイクはペダルを回すスポーツなので、ソックスへの負担がかなり大きいです。ウールは化繊よりも耐久性が低いです。その為、メリノウール100%の素材の場合だと「つま先・踵」の部分がすぐに破れてしまいます。メイン素材はメリノウールで耐久性が求められる箇所に化繊を使用しているソックスがおすすめです。
メリノウールは下記のようなメリットがあります。
命にかかわる登山での使用率が80%という調査もあるので、信頼性はバツグンです。
しかし、化繊と比較してのデメリットも当然あります。
デメリット
・天然素材、羊毛の中でもメリノ種は希少なため、値段が高い
・速乾性は低い
・耐久性が低い
1位 R×L_BIKE WINTER バイク ウールソックス
1位はR×LのBIKE WINTER バイク ウールソックスです。
冬用ソックスに悩んだ場合はこのソックスを選んでください。
R×Lというブランドは埼玉県にある運動用ソックス専門の会社でOEM製造も請け負っている為、機能性・信頼性の高い会社です。
冬用+ロードバイク用として開発されているので冬ライドには最適な製品です。
R×Lのソックスは左右に足の形状に合わせた、「右・左」のあるソックスとしてデザインされている点が素晴らしいです。1回のライドで何千、何万と足を動かすロードバイクでは少しの快適性・効率性が効いてきます。
meda in japanのBIKE WINTER バイク ウールソックスがおすすめ1位です。
以下メーカー説明文
商品情報
BIKE専用ウインターソックスが登場。
メリノウールにコーデュラを混ぜて寒さ対策と耐久性を両立。
ペダリングのしやすさはR×L超立体製法ならではの着用感です。
特徴
超立体化計画 (R×L特許製法技術):足に吸い付き、まるで履いていないかのような履き心地の超立体製法
内外リアル立体サポートヒール(特許登録):左右の踵の形状に合わせた特殊な編み方で踵をしっかりサポート
仕様
【素材】ウール、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン
【生産国】日本
開発者VOICE
R×Lには数年前からBIKE専用のウインターソックスの要望が多く寄せられており「厚み」「丈」など具体的な要望も頂いてきたのでそのニーズに注力したモノ作りを開始し、さらにランニング用では2012年からメリノウールソックスを販売しており、そのノウハウを活かしR×L BIKEとして初めてメリノウールを使ったBIKE専用のウインターソックスが完成しました。暖かさと、ペダリングのダイレクト感、そして耐久性のバランスを取るのは容易ではないのですがコーデュラ×ウールという素材が解決してくれたと思います。今年の冬はぜひR×LのBIKE専用ウインターソックスでのRIDEを楽しんでください。
2位 ミズノ_ドライベクター中厚メリノウールソックス
2位はミズノのドライベクター中厚メリノウールソックスです。
有名スポーツメーカーのミズノが販売しているのメリノウールソックスです。
吸湿速乾素材の「ドライベクター」という生地が使用されているところが売りです。
このソックスもR×Lと同じく左右専用設計のデザインで、耐久性や快適性が向上するようにノウハウが詰め込まれいるので、さすが有名スポーツメーカーが開発するソックスという印象です。
ロードバイク専用設計ではなく足裏の厚みがあるのでペダリング効率は1位のR×Lよりも落ちるでしょう。しかし、中厚なのでR×Lのソックスよりも暖かいと思われます。ペダリング効率よりも、暖かさ重視の人は2位のミズノのドライベクター中厚メリノウールソックスがおすすめです。
以下メーカー説明文
商品情報
湿気を取り除き、足元を快適に、ウール×ドライベクター。しめつけないのにズレにくいフィットウェル設計
■吸湿速乾素材「ドライベクター」
■メリノウール
■しめつけないのにズレにくい「フィットウェルシステム」
■左右専用設計
■パイル設計
■足首のだぶつき解消「かかと直角設計」
■つま先縫い目のゴロつき解消「フラット設計」
ドライベクター:ムレを抑えてカラッと快適。人体からの水分を吸収し素早く乾く、吸湿速乾素材
仕様
【素材】毛、ポリエステル、その他
【生産国】日本
3位 シマノ_S-PHYRE メリノトールソックス
3位はシマノのS-PHYRE メリノトールソックスです。
自転車用コンポーネント世界シェア8割のシマノが販売しているメリノウールソックスです。実はシマノはコンポーネント以外にアパレル(ジャージ等)も販売しており、コスパもなかなかいい製品が多いんです。「SHIMANO」と大きなロゴが入ったジャージは着るのに抵抗があってもソックスは大丈夫ですよね。ロゴも踵に「S-PHYRE」と入っているだけです。
このソックスはS-PHYREシューズと合うように設計されており、タイツとの相性も考慮されています。まさにロードバイクの為のソックスです。S-PHYREとはシマノがプロライダーと共に開発しているシマノ最高峰のレーシングギアのことです。S-PHYREはプロライダーが使用していることからも高性能であることは間違いないですがお値段も高いです。しかし、安心してください。S-PHYREのジャージやタイツ、シューズは2万~5万円程度しますが、ソックスは3,000円台で購入できます!
ロードバイク用のシューズとタイツに合うように設計されているので、アクティブなサイクリストには最適でしょう。ただし、メリノウールを使用していますがオールシーズンに対応するレーシングソックスの位置づけなので暖かさはR×Lやミズノのソックスより劣ります。
運動強度が高い人やシューズカバーをお持ちの人にはおすすめです。オールシーズン対応なので季節ごとにソックスを準備しなくて済むメリットがあります。とりあえずS-PHYREのソックスを購入し、真冬の寒さに耐えれないようであれば別のソックスの購入を検討する作戦でもいいと思います。
以下メーカー説明文
商品情報
一年中快適にライディングにフォーカスできる、プログレードのメリノウールレーシングソックス。
特徴
■S-PHYREシューズと融合するようにシステム工学を駆使して設計された、オールシーズン対応レーシングソックス。
■タイツと完璧に融合するミッドカーフ丈。
■足を快適に保つ、吸湿性に優れたメリノウール混紡。
■ソール面に薄手のニット素材を使用し、パワー伝達を向上。
■ニット素材の丈夫なスリップ防止ヒール。
【素材】ウール51%、ポリエステル36%、ポリアミド11%、エラスタン2%
まとめ
以上、おすすめ冬用ソックス3選でした。
暖かく、ペダリング効率も落とさずに冬ライドを楽しみたい人は1位のR×L_BIKE WINTER バイク ウールソックスをおすすめします。
暖かさ重視の人は2位のミズノ_ドライベクター中厚メリノウールソックスがいいでしょう。
運動強度が高い、プロが使用しているソックス、オールシーズン対応ソックスが欲しい人は3位のシマノ_S-PHYRE メリノトールソックスを選んでください。
自分が冬用ソックスを持っていない場合、とりあえずオールシーズン対応のシマノ_S-PHYRE メリノトールソックスを購入します。冬に使えなくても春夏秋では使えるので。
暖かく、機能性の高いソックス履いて、寒い時期も楽しく走りましょう!
冬用インナーも気になるという人は下記の記事を参考にしてみて下さい。
メリット
・繊維が細いのでチクチクしにくい
・空気を多く含むので保温性が高い
・吸湿性・通気性が高いのでムレにくい(不快感が低い)
・天然の防臭効果で汗をかいても匂いにくい
・汗で濡れても保温性を失わないので運動と休憩を繰り返すスポーツに向いている
・抗菌性がある